三宮の靴修理のお店ZEEKのつぶやきブログ

2017/12/04 │ staffブログ

おはようございます。
昨日帰って、いつもおしゃぶりか指をチュパチュパしているので「チュパちゃん!」って言いながら近づいて行くと大笑いしていました!笑          天使の笑顔です!笑
お預かりしている靴のオールソールをしようとバラしていくと「んん?!」ってな事がありました。
その靴はグッドイヤーウェルテッド製法の靴なのですが、出し縫い糸を抜いて本底を剥がすと、本底の裏に細かな糸が付いていました。
何でかなぁと思い、ウェルトを見るとアッパーと繋いでいる糸に出し縫い糸を掛けていた跡があり、本底を見ると刻印が無くオールソール交換されているものでした。
ウェルトを引っ張ると所々糸切れがあり、コバの幅も狭く、元より内側に出し縫い糸を掛けていて、つま先のコバも狭くなっていました。
急遽、お客様に連絡し、ウェルトの交換された方が良い旨をお伝えしました。
百貨店に入っているお店でいつもされていたみたいですが、ウチよりも値段が高いのに何でだろうとおっしゃっていました。
まぁ、チェーン店は誰がその靴に携わっているのかわからないので、アタリハズレがあると思います。
経験がある人なのか無い人なのかお客様は選べないですね。
また忙しい時とそうでない時でも違ってくると思います。
チェーン店やフランチャイズ店等は、雇われの店員という事と名前を借りているので責任感も薄いといった考え方にどうしてもなっていると思います。
自分も雇われの時は労働条件の悪さに憤慨していましたし、場所が良かったのでお客様は勝手に来てくれるものと思っていました。
自分で始めて見ると、自分の腕で勝負し、誰も知らない店から少しづつお客様に来ていただける様になり、信頼して預けて下さるお客様が増えて、商売の難しさやお客様の有難さがわかるようになりました。
自店の名前は自分のブランドだと思います。
誇りを持ち、何処かと比べられる事の無い様に一生懸命やる事が未来につながると思っています。
お客様が自分のお店を知って、数ある中から選んでもらえる様に日々努力ですね!

 

 

 

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