おはようございます。
修理という仕事をやっているとつくずく思うのですが、製品に対してこの部分あーしたらいいのにだとかこうしたらいいのにって事を思います。
製品を作る工程が増えるとその分人件費と時間が掛かり販売価格が上がるのは仕方のない事だとは思うのですが、価格競争をしてしまうとコスト削減で品質が悪く形だけの製品になってしまい、人件費削減で海外に受注し雇用問題にも繋がります。
デフレで物が安く買える事とは、日本人がこだわった品質を放棄し、粗悪なものでも安けりゃ買ってくれると海外製品を販売していくということなのかな?!
修理の仕事をしていると、この靴10年前のものだとか、20年前のものだとかで国産の靴を持って来て下さるお客様もいるのですが、やはり昔の製品の方が、良いものを使っていて作りもしっかりしていますね!
そういった靴や鞄の方が修理し易かったりしますね!
逆に現代の靴や鞄の方が、修理しにくい物がたくさんあります!
コスト削減で安価な化学製品を使い、ボンドがつきにくく、劣化し易い物が増えています。
目に見える所を修理しても他の部分がすぐにダメになりそうなところがあったりで、どこまで修理するかお客様に尋ねる事が多々ありますね・・・
私も含めて日本人って外国の人に比べると執着心があるのかな?と思います!!
なので買う側の意識も、長く使いたいモノなのか、とりあえず使えればいいのかを前提に購入を考える様にしてもらった方が良いですね!!
長く使いたいなら割と値段の良いものを、そうでなければ安いものを!!
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